地鎮祭(ネパール現地より)への参加報告

小川大使と校長

小川大使と校長

 

      地震復興のための教室新設工事地鎮祭への参加報告

2016年9月14日(水)に、ネパール国バクタプル郡スルヤビナヤック・ミュニシパリティ(旧チタポル村)のバル・サダン中等学校(Bal Sadan Lower Secondary School)において、日本ネパール協会及び長崎のネパールを支援する会等からの地震復興支援金を活用した教室新設工事の地鎮祭が行われました。同地鎮祭には、在ネパール日本大使館から小川正史大使にご出席いただき、JUAANからもロヒット・ポカレル会長ほか複数名が参加されました。日本ネパール協会からは、広島大学調査でネパールに滞在していた私(石田洋子)が参加させていただきました。

2015年4月25日に発生したネパール地震では、同校校舎の大部分(8教室)が倒壊してしました。ネパール政府からの十分な復興支援資金は届かないまま、同校に通う1年生から8年生までの生徒約120人は、去年から今年にかけて冷たい風が吹く冬も、暑い夏も、ブリキやテント布でつぎはぎされた仮設教室で勉強をしてきました。

JUAANは、同校校長や学校運営委員会と相談して、子どもたちに一日も早く適切な環境で学んでもらうために、日本ネパール協会の地震復興支援金を活用した教室新設事業を提案しました。日本ネパール協会ではその提案を受けて、同校に2棟8教室を新設するための資金提供を決定し、今回の地鎮祭となったものです。

地鎮祭は9月14日の午前11時半からバル・サダン中等学校の中庭を使って行われ、学校関係者に加えて、保護者や近隣住民など100名以上が参加しました。地鎮祭では、校長の感謝のメッセージの後に、ヒンズーのお祈りが流れる中、教室建設サイトで小川大使による鍬入れ式が行われました。日本の鍬入れとは異なり、地面に設えられた祭壇内に置かれた2個のレンガの上に練りセメントを塗り、その上に1個のレンガを乗せるもので、レンガ積み式ともいうべきものでした。工事が無事に完了することを祈念し、参列者の額にティカがつけられました。鍬入れ儀式のあとは、バクタプル郡教育事務所長、JUAANポカレル会長、日本ネパール協会小嶋代表からの祝辞(石田が代読)に続いて、小川大使から日本からの復興支援の状況を説明するとともに同校への祝辞が述べられました。

ネパール側から、日本ネパール協会の資金提供に対して心からの感謝が述べられ、参加者一同、教室建設工事が円滑に進み、来年4月に新学期が始まるまでに8教室が完成することを願って式典が終了しました。日本ネパール協会及びJUAANでは、今後、工事の進捗状況を定期的にモニタリングする予定です。

石田洋子(日本ネパール協会理事)

 

 

小川大使によるヒンズー式鍬入れ式(レンガ積みの儀式)

小川大使によるヒンズー式鍬入れ式     (レンガ積みの儀式)

 

感謝のメッセージを述べる校長と参加者たち(保護者、地域住民、生徒たち)

感謝のメッセージを述べる校長と参加者たち  (保護者、地域住民、生徒たち)

晴着を着て地鎮祭に参加する子どもたち

晴着を着て地鎮祭に参加する子どもたち

 

 地鎮祭の貴賓席

地鎮祭の貴賓席

ティカを受ける参列者

ティカを受ける参列者

3. 地震で残った建物(真ん中の教室は検査で使用不可となり赤いマークが貼られている)

地震で残った建物              (真ん中の教室は検査で使用不可となり赤いマークが貼られている)

4. 地震で倒壊した教室(今は撤去済み 写真:JUAAN提供)

地震で倒壊した教室            (今は撤去済み 写真:JUAAN提供)

 

5. 仮設教室の様子(今も使用中 写真:JUAAN提供)

仮設教室の様子               (今も使用中 写真:JUAAN提供)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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