刊行のお知らせ

北海道支部 在田監事より

紀行集「テーチス海に漂う青い雲」刊行のお知らせ

 

北海道大学のOBが中心となって執筆された「若きフィールドワーカーたちの見聞録― テーチス海に漂う青い雲」(テーチス紀行集編集委員会編・同時代社)がこのほど刊行されました。

60 年代から90 年代にかけてテーチス協会会員が実施したヒマラヤ、カラコラム、チベット、天山山脈、崑崙山脈の調査旅行、登山の紀行、回顧録など30 数編が収められています。これまで調査隊の報告書や学術雑誌,新聞などに掲載されたまま散逸していたものを収集すると共に、新たに書き起こしたものも加えられています。

テーチス協会は1966 年、北大を中心とする若手研究者がヒマラヤ・チベット地域(テーチス地域)の動植物、地質、氷河、人文社会など広範囲に亘るフィールドサイエンスを目指してテーチス地域自然史研究会を結成したのが始まりでした.テーチスとは、古生代後期の2億数千万年前に超大陸パンゲアが分裂してできた海の名前です。この海は大陸移動によってインド亜大陸とアフリカ大陸がユーラシア大陸と衝突して消滅し,新たにヒマラヤからアルプスに連なる高山帯が形成されたのでした。

この紀行集は当時の若者が、まだ外貨の持ち出し制限があり,長期の海外旅行が難しかった頃に,いかに青雲の志をもって未知なる地域の自然、社会の解明に挑んだかを、その感性も含めて後世に伝えておきたいとの思いで刊行されたものです。日本を飛び出した若者のたぎるような情熱が文中に溢れています。自分の目と耳で確かめ、感じることの大切さや素晴らしさが行間から伝わってきます。フィールドワークを敬遠する若者が増える中で、まさに“20 世紀の若者から21 世紀の若者に贈るフィールドワーク復権の書”でもあります。

関係者による出版経費負担の軽減のため,ご購入による特段のご支援をお願いする次第です。

 

○ 總ページ数:568頁 定価:定価5000円。但し,日本ネパール協会関係者には,著者割引(20%引き)4,000円+郵送経費500円の計4,500円で販売

  • 購入申込先: 浜名 純(101-0065東京都中央区西神田2−3−2牧ビル301、牧童舎)         又は,在田一則(064-0944札幌市中央区円山西町5−2−22)○払込先:興産信用金庫神保町支店普通口座0191913(口座名義:有限会社牧童舎)テーチス紀行集編集委員会(委員長:渡辺興亜委員:在田一則、石田隆雄、山田知充、
  • 浜名純、黒川武、中村晴彦、安藤久男、木村恒美、渡辺眞之、松村雄)
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  • メールアドレス:arita@museum.hokudai.ac.jp
  • メールアドレス:jhamana@jcom.home.ne.jp

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